レジェンズの日記

たまーに更新します

ふと、バスの中で考えていたこと

昨日お伝えしたとおり長文ブログです。
球場間の移動のバスの中でふと考えました。
題名 『僕が卒業式で泣いた理由』

続きからどうぞ

結論から言おう。僕は中学校の卒業式で、人目もはばからずに大泣きした。


卒業式が始まる前、教室で「とうとうだねぇ〜」なんて軽く話していた。
僕もいつもどおり登校し、体育館に移動させたために椅子のない机の前に立ってペラペラ話していた。
卒業式。ステージに飾られた大きな龍のバック絵をじっと見つめながら正直退屈な話を聞いていた。卒業証書授与も普通に終わって、だんだん終わりに近づいてくる。
2曲の合唱を終え、ラストは卒業生全員で『大地讃頌』の合唱で終わる。特に何も感じず、とりあえず大きい声を出しておこうと、大口を開けて歌っていた。

最後はまあ、歌詞で言う「Ah〜」で終わりだ。
自分はテノールパートで、とても高いので腹に力をいれ、思いっきり出した。
指揮者の手が閉じられ、それと同時に全員の口も閉じられる。
曲が終わった。
そして、その数秒後…。

僕の目から…。
自然と…。
涙はあふれ出た。
止まらない。止められない。
たちまち僕はヒザに手をつき、嗚咽し始めた。
その時隣のT君が
「悲しいのか。」
と聞いてきた。僕は首を横に振った。そしてそのまま泣きながら退場した。

あの時泣いたわけは、岡山に行くからなんかじゃない。
ただ、純粋に楽しかった中学校生活との別れが寂しかったんだと思う。

終わり